高血圧を下げるなら海藻類を積極的に食べると良い

ただ塩分を控えるといっても限界があり、我慢に我慢を重ねてダイエットのときのリバウンドのような状況に陥ってしまう高血圧の人もいるでしょう。塩分は全くとらないのもよくないので、適度に控える必要があります。そんなときおすすめなのは、素材そのものの味を利用するという調理法です。海藻などは滋味も深く、健康にいい成分も含んでいます。ここでは、高血圧の食事に活かす海藻についてお話しましょう。

 

海藻の成分
海藻に含まれる成分の一つに、アルギン酸があります。アルギン酸には、食品中のナトリウムと結びついてアルギン酸ナトリウムに変わり、そのまま腸をスルーして体外に排出されるという性質があります。つまり、血液中に余計にナトリウムを送らずに済ませることができるのです。これは、カリウムと同じような働きです。海藻には、カリウムも多く含まれていて、いわばミネラルの宝庫です。海の中で育っているのですから、当然といえば当然です。

 

そのほか、カルシウムや鉄分、ベータカロチンまで含んでいて、ペプチドには降圧作用まであります。日本は海に囲まれた島国ですから、昔から海藻を食べる習慣がありました。外国に行くと、わかめや昆布を食べるのに驚かれることも多かったのです。最近では日本食ブームで海藻類も海外で見直されてきていますが、日本人があまり食べなくなったのではもったいないですね。

 

フコイダン
海藻には、フコイダンという免疫に作用してくれる成分も含まれています。フコイダンには様々な効果があるとされ、サプリメントなどでもよく見かけます。血液をサラサラにするなどの期待は、高血圧にも役立ちそうです。

 

サプリメントは栄養成分を凝縮したもので、フコイダンは比較的高めの料金設定がされています。海藻で食事からとれるなら、日常的に海藻を食べてフコイダンをたくさん取り入れるといいのではないでしょうか。